Pure’s





はぁーあ。


頭からまだ離れないよ。


彰君と彼女さんのキス…。


胸が痛むのはなんでだろう。


私は彰君の友達なんだよね…?


おかしいよ。


おかしい…。



すると


〈ガラッ〉


………あ………


彰君が教室に戻って来た。


彰君……。



〈カタン〉


「菜緒ただいま。」


彰君はにっこりと笑い言うと私の隣の席に座る。



「お、おかえり…。」


「どうした?元気ない…」


彰君は心配そうな表情で私を見つめる。


「べ、別に…。」


私は彰君から顔をそむける。


「菜緒…?」


ほっといてよ…。



彰君と仲良くするのは辛いから嫌だよ…。


私は


だめになっちゃうかもだから…。



「何かあったのか…?」


………え…………


彰君が原因なんだよ…?


なんで優しくするの?


私なんかに…。


あー…私はだめだね。


まだ


彰君の事…。


なんでこんな気持ちにならなきゃいけないの?


彰君の近くにいると辛いよ。


またドキドキする。


あの頃みたいに…。


忘れられないの…?


忘れたいのに…。


「大丈夫だよ。私の事は気にしないで。」


私は彰君に言う。


「そっか…。あ、そういえば…校外学習!遊園地だろー?楽しみだな!再来週らしいじゃん。」


彰君は笑って私に話す。


「校外学習…?」



「そ。あ、菜緒…同じ班なろうぜ!」


………えっ………


「嫌?」


彰君は私を見つめ聞く。


「う、ううん…。」


「じゃあ決まり♪」


彰君は嬉しそうに言う。



彰君は私と普通に友達できるのに…。


私はだめだね。


彰君にドキドキしてる。


いけないのに目が離せない。



だめな私…。


どうしたらいいんですか…?