Pure’s




「俺、だめだなー。」


「……え……」


「菜緒の気持ちもちゃんと考えないとな!」


「輝……。」


「平気になるまで待つから!」


「うん…。」


あー…私はだめな彼女かな?


輝の良い彼女でいたいのに……。


「ごめんね。輝…。」


「いいって!」


輝は笑って私の頭を撫でる。


輝……。


「あ、新作のゲーム持って来た!一緒にやろうぜ!」


「うん!」


私は輝とゲームを始める。


私には輝がいる……。


輝だけは傷つけず大切にしたい。


彰君とは友達でいたいんだよ…。


ずっとずっと友達で…。











――――翌日。


「輝、おはよう!」


「おう!」


迎えに来た輝と一緒に学校に向かう。



「あーあ…菜緒と違うクラスか!」


「大丈夫だよー。私も輝のクラス行くし!」


「おう!」


学校今日もがんばろう。


彰君とは普通に接して…。


ちゃんとしなきゃ私!








〈ガラッ〉



「おはよう!」


私は教室に入る。


すると


「おはよう!菜緒!」


「あ、真実おはよう!」


私は真実に言う。


すると


「おはよ。」


――ドキッ。


「お、おはよ。」



ドア付近で友達と話してた彰君に突然声をかけられただけてドキッとしてる。


私…おかしいよ…。


「そういえば菜緒、今日から部活見学始まるよな?何か気になる部活ある?」


彰君は私に聞く。


「んー…入るかわかんない。」


「そっか。」


「彰君は何か入りたい部活あるの?」


私は彰君に聞く。


「俺は陸上部!」



「陸上部…?」


そういえば彰君、小学生の時よくリレーの選手に…。


「中学からやってるし。入ったら応援よろしく!」


「う、うん。」


陸上部…かぁ。