Pure’s



――――――


――放課後。


「さようなら!」



「さようなら!」



「菜緒!あたしにも教えて!」


「あ、うん…後で。」



私は彰君と赤外線でアドレス交換。



「はい、終わり。ありがとう。」


アドレス交換が終わると彰君が言う。


「うん。」



「後でメールする。」


彰君が言う。


後でメール…かぁ。



「あ、菜緒!あたしも!」


「あ、はい…」


私は真実ともアドレス交換。



すると


「じゃあ俺帰るな!」


……え……


私は彰君を見る。


「バイバイ。」


彰君は笑って言う。


「あ、うん…バイバイ…。」


私が言うと彰君はにっこり笑い教室を出た。



彰君………。



「かっこいいね。日下部君!」


「………え……」


真実が言うと私は真実を見る。



「なんか、モテたらしいよ?中学時代!」


「へ?」


「彼女、いるけどね。超美人の。」


「ね、なんでそんな情報知ってるの?」


私は真実に聞く。



「内緒!まぁ、菜緒彼氏いるみたいだけどさ、惚れたらだめだよ?」


「へ?」



「なんか仲良いみたいじゃん。男女間の友情いいけど、彼氏はなんて思うかね?」


「ま、真実〜。」


「気をつけてね!」


………う………


確かに…。


輝が彰君が元カレって知ったらやばいよね。



でも



友達で……。


なんとかしよ。



なんでだろ。


目が離せない…。


彰君に惚れたくない。



私も彰君も恋人いる。


でも



私の心臓はまたおかしくなる。



過去なんか引きずりたくない。


過去は過去。



なのに



私はちゃんと彰君を忘れてなかったのかな?



彰君とはちゃんと離別したはずなのに。



再会だなんて……。