なんか…気まずい。
別れ方が別れ方だったし…。
てか、彰君本当大人っぽくなった。
私は子供なままだけど…。
「菜緒、子供っぽいな!」
「は、はい?」
子供っぽい…?
「まぁ、元気そうでよかった。」
――ドキッ。
「うん。彰君も…。」
大好きで大切だったあの人と再会……。
まさかこんな所で…。
なんでだろ。
彼を過去にしたはずなのに。
再会したらまたあの頃の気持ちが戻ってきそうで…。
「過去なんか気にしないで、クラスメイトでこれからはよろしくな。」
彰君は笑って私に言う。
「あ、うん!」
そうだ…私には……。
すると
「彰!」
「おー!」
………え……
彰君は呼ばれると誰かに手を振る。
誰?
私はドアの方を見る。
彰君に手を振ってるのは綺麗な女の子。
背高いし髪は茶色くさらさら…スタイルも良いしモデルさんみたい。
彰君とお似合い…。
「あれ、彼女。」
彰君は私に言う。
………え………
「そ、そう。」
そうだよね。
四年もたてば…。
私にも輝はいる。
なのに…
なんで彰君にドキッとしたの?
私、おかしい。
多分
彰君がかっこよくなったから。
うん、そうだ。
恋愛感情じゃない…。
恋愛感情じゃ…。
頭に浮かぶのはあの頃。
離れた時過去にしようって決めたんだ。
忘れなきゃ…。
忘れる……。
「菜緒、菜緒は…彼氏いるのか?」
彰君は彼女がいなくなると私に聞く。
………え……
「うん、いる…。」
「そっか。よかった。俺ばっか幸せは嫌だから…。」
そう言った彰君は寂しい表情をしてた。
彰君……?


