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「じゃあな。」
「うん。」
あ、輝…。
私達は入学式が終わるとそれぞれの教室へ。
〈ガラッ〉
えーっと。
窓際の一番後ろの席。
私は黒板の座席表を見て席に向かう。
〈カタンッ〉
私は席に座る。
すると
〈ガラッ〉
――ドキッ。
私は突然入ってきた男子を見る。
背が高くスタイルも良いし髪は黒く真っ直ぐさらさらの髪。
かっこいい…。
………じゃなくて!
私には輝がいるの。
だけど
……なんだろ…。
なんか……。
「お、彰!」
……え……
クラスの男子がその子に話しかける。
しょう……?
いやいや…。
すると
………え………
こっちに来る…。
もしかして…。
〈カタンッ〉
彼は私の隣の席に座る。
と、隣?
「あ、あの…」
私は彼に声をかける。
「……ん?」
彼は私を見る。
うわ…瞳綺麗…。
やっぱりかっこいい。
………じゃなくて!
「わ、私…川原菜緒!よろしくね?」
私は笑って言う。
すると
「川原菜緒…?」
彼は私を見つめる。
……え……
何……?
「あの…?」
なんだろ……。
「菜緒…か?」
……へ……?
「は、はい?」
な、何?
「久しぶり。俺は日下部彰。」
……え……
ぇえっ!?
ちょ、ちょっと待って!
な、なんで?
離れたはずの彰君が…
同じ学校の同じクラスで席が隣!?
うそ………。
ほ、本当に彰君!?
な、なんでぇ!?


