「帰ろっか。」
「うん。」
花火が終わると私達は帰る。
すると
………あ………
私は慌てて彰君と繋いでた手を離す。
「菜緒…?」
前からお父さんとお母さんが来たんだ。
「あら、菜緒。」
「菜緒…」
二人に会うなんて…。
「その子は?」
お父さんは彰君を見て私に聞く。
彼氏なんて言えない…。
「と、友達!」
私は慌てて二人に言う。
「そう。早く帰るのよ?私達も用済ませたらすぐ帰るから。」
「はーい!」
私が言うと二人は離れる。
ほっ……。
すると
「菜緒。」
「ん?」
私は彰君を見る。
………え………
「オレ帰る。」
彰君は怒った表情。
「え、彰君?」
私は先に歩く彰君を追いかける。
すると
「なんで友達って言うの?」
彰君は立ち止まって言う。
「…え…」
「オレが彼氏って紹介したくないんだね。」
彰君はそう冷たく言うと先に帰った。
彰君……。
――――――
〈ガチャ〉
――家に帰ると私は部屋に入りベッドに寝転ぶ。
彰君を傷つけちゃったかなぁ…。
私は涙を流す。
明日ちゃんと話せば分かってくれるかな?
でも…。
私が悪いんだ。
なんで彰君を傷つけちゃうかな……。
彰君と仲直りしなきゃ…。
だけど
――――――――
―――翌日。
〈ガラッ〉
「おは…」
「菜緒ちゃん!」
……え……
女子達が私の周りに集まる。
何……?
「ね、昨日見たよ!彰君と祭りいたよね!」
「二人で何したのー?」
「うらやましい!」
女子に色々私は言われる。
う……。


