「家って、どこらへん?」
「S駅の近くだけど…、なんで?」
「送り迎えしてやろうか?」
「いいよっ!だって、ただの友達だし、そういうのは彼女にしなきゃね!」
「一応、亜姫は女だからさ…」
「一応って…、女だから!」
「知ってる。」
知ってるなら言うなよ!
「じゃあ、友達としてしようかな?」
「そんなにしたいの?じゃ、お願いしようかな。」
「喜んでしますよ。姫…」
姫って…!初めて言われた…。
照れるよ……。
「じゃあさ、アドレス教えてよ。」
「あ、うん!」
ポケットから携帯を出した。
そして、彼に渡す。
あっという間に、
「完了!!」
「早いね!」
手元に携帯が戻ってきた。
初めての男の子のアドレス…
アドレス帳にはしっかりと、
"佐伯 漣"の文字が…
なんだか、うれしかった。
その後チャイムが鳴って、昼休みが終わった。
「S駅の近くだけど…、なんで?」
「送り迎えしてやろうか?」
「いいよっ!だって、ただの友達だし、そういうのは彼女にしなきゃね!」
「一応、亜姫は女だからさ…」
「一応って…、女だから!」
「知ってる。」
知ってるなら言うなよ!
「じゃあ、友達としてしようかな?」
「そんなにしたいの?じゃ、お願いしようかな。」
「喜んでしますよ。姫…」
姫って…!初めて言われた…。
照れるよ……。
「じゃあさ、アドレス教えてよ。」
「あ、うん!」
ポケットから携帯を出した。
そして、彼に渡す。
あっという間に、
「完了!!」
「早いね!」
手元に携帯が戻ってきた。
初めての男の子のアドレス…
アドレス帳にはしっかりと、
"佐伯 漣"の文字が…
なんだか、うれしかった。
その後チャイムが鳴って、昼休みが終わった。

