白紙ノート

「ね。亜姫、何か欲しいものある?」
「え?う〜んとね…、かき氷食べたいかな…?」
「お腹空いてない?かき氷だけで大丈夫?」
「じゃあ…たこ焼き?」
「いいよ。じゃ、それと他に適当に買ってくる。ここにいて。誰にもついていったりしちゃダメだからな。」
「うん。」
「じゃ、行ってくる。」
「待ってるね〜」
手を振ってみたら振り返してくれた

それから10分経った。
まだかな〜、遅いな〜。
そう考えていたら声をかけられた。
3人の男たちが立っていた…
「ねー、お姉さんかわいいね。
もしかして、一人?寂しいよね…。」
一方的に話かけられても困る…
「じゃあさ、俺らと回んない?俺ら男ばっかでさ〜…。なぁ〜?」
ニヤニヤしてる。
いや、怪しいな…
これは絶対…
言い返そうかな…
でも、ややこしくなってもな…
どうしよ。
だけどこのままじゃいけないし…
漣…早く帰ってきてよ…!!