そして、朝になった。
漣が家に迎えに来た。
外は暑かっただろうとかなんとか言って、お父さんとお母さんが漣を家にあがらせた。
麦茶を出してきて、何か話している。
私は、出かける準備をしてくると自分の部屋に戻った。

今日はどんな格好をしようかな…
露出しすぎても恥ずかしいだけだし、
だからといって長いと暑いし…
どうしよう…
あ、これがいいや。
膝丈のひらひらしているワンピ。
小さい花柄。お気に入りなんだよね♪
漣からもらったネックレスをして、
髪をUPして、花の髪留めをつけた。

リビングへ行った。

「準備終わったよ〜」
そう言うと連が立ち上がって
「お邪魔しました。お話面白かったです。また今度ゆっくり話しましょう。」といった。

え?何の話してたんだろ?
ま、いっか後で聞こう…
だけど、忘れるんだろうな…
なんて思いながら私は家を出た。

「行ってきます」「お邪魔しました」
「「いってらっしゃい。」」

こらから約一ヶ月私は簾の家に泊まることになった。