「あれだけ男の人と接したことないって言っといて、気づかない奴がどこにいるんだよ…」
「あ…。そっか…。」
考えなくてもわかることでした。
「もう帰らなきゃでしょ?」
「うん。」
「また明日。迎えに来るから。俺の姫。」
チュっと、おでこにキスされた。
それだけでも顔が熱くなる…
「じゃあな。」
「うん!明日ね!」
「おう。お邪魔しました。」
はーい。とリビングからお母さんの声が聞こえた。
「またね〜…」
手をふって見送った。