ーそれから2週間たった

今は昼休みだ。
最近、漣と一緒にいて
心臓がチクっとしたり、キューと締めつけられた感じになる。
これは、病気?心臓病…。
なんだ?これは…
知識が私にはない…
あ!そうか!漣が知ってるかも!
漣は頭がいいからね。
よし!聞こうっと!

「ね。質問してもいい?」
「何を?」
「私が知らないこと。」
「何それ。それで?何?」
「最近、ここの心臓辺りがチクってしたり、締めつけられたかんじになる。なんでかわかる?」
「それは…、どんなときになる?」
「えっとね…。あ!漣といる時!それから、漣を見かけたとき!」
そのとき、漣の顔が赤くなった。
どうしたんだろ…?
「え…。亜姫、それ本当にわかんないの?」
「うん。なんで?漣はわかったの?」
「秘密ー。」
わかったなら、知りたい!
「えー!なんで?教えてよ!もしかして!本当に病気?」
「んなわけあるか!」
つっこまれた…。
「じゃ、何さ!」
「今度教えてやるよ。」
「えー!それって、いつ?」
「来週には教えてやるよ。」
変なの。
「わかった。」