翌朝 私が目を覚ますと 「え…」 隣に寝てたはずのシオンの姿がなかった 準備してた荷物もなくなってる 「うそ… だって飛行機12時って言ってたはず…」 まさかもう12時!? 急いで時計を見るとまだ8時 「シオンっ…」 私がとりあえず空港に行こうとすると 机の上に小さな箱と手紙みたいなのが置いてあるのが見えた なによ…すごく嫌な予感がする 泣きそうになるのを必死に堪えながら 手紙を読む