その力には何度か助けられている。
元味方だという帝国の人達に、容赦無く攻撃しているリャンちゃん、
まぁ、気絶させているだけっぽいけどね。
「で、獅子王がいる島わかったのか?」
「ぜーんぜんです。多分、……」
と、ナンティルは本をめくる
すると、あるページでその手を止めた
「この島です、ただ今の地図にはのってないです。」
「………なんて書いてんだ?」
「それがわかったら苦労してないです」
パタンと、本を閉じたナンティル。
「ずっと、昔の文字です。そうとう物好きな科学者とかそういう系か、……この大陸にいる、」
「マタルカだね?」
「です。その人達ならば、これを読めるかとです」
「マタルカァ?」
「賢者の一人です。この大陸のどっかにいるですよ」
「………ふーん」
「結構、有名人なんだけどね。知らないリャンには驚きだ」
「そういうの、興味なかったからな」
どうやら、今も興味がないようで馬車の後ろで足を投げ出し、ポケッと奥の方を眺めだした


