冥王Ⅱー白黒の錠と四つの鍵ー





その力には何度か助けられている。


元味方だという帝国の人達に、容赦無く攻撃しているリャンちゃん、



まぁ、気絶させているだけっぽいけどね。



「で、獅子王がいる島わかったのか?」


「ぜーんぜんです。多分、……」




と、ナンティルは本をめくる



すると、あるページでその手を止めた




「この島です、ただ今の地図にはのってないです。」


「………なんて書いてんだ?」


「それがわかったら苦労してないです」





パタンと、本を閉じたナンティル。





「ずっと、昔の文字です。そうとう物好きな科学者とかそういう系か、……この大陸にいる、」


「マタルカだね?」


「です。その人達ならば、これを読めるかとです」


「マタルカァ?」


「賢者の一人です。この大陸のどっかにいるですよ」


「………ふーん」


「結構、有名人なんだけどね。知らないリャンには驚きだ」


「そういうの、興味なかったからな」






どうやら、今も興味がないようで馬車の後ろで足を投げ出し、ポケッと奥の方を眺めだした