冥王Ⅱー白黒の錠と四つの鍵ー




「もともと、俺らはずっと国の外で動いてたんですよぉ?いきなり、彼らと共闘と言われても………俺、チームワーク皆無ですし」


「あの中では私が最も弱いですし、ガインはガインで共闘には向いてません。恐らく、我々全員で敵と共闘となると、こちらが先に崩れるでしょう」


「いうなら、相性が悪いんですよぉ。特に俺の魔法は地形を滅茶滅茶にしちゃいますからねぇ」


「私は逃げるのだけは得意ですから」


「そこドヤ顔するところじゃないですよぉ?」




その逃げるのだって、俺の魔法で鍛えられてでしょお?




「どうせ別行動になるのなら、貴方に着いて行っても問題はないでしょう?それに、貴方1人で、どうやってこちらと連絡を取るのですか」


「………それは全く考えてなかったな」


「馬鹿ですか」


「馬鹿とはなんだよ!!!」




考えてなかったんですねぇ?




「リャンさんは俺の魔法効きそうにもありませんからねぇ」


「だいたいの魔法は効かねぇが、お前の場合楽しんで俺を巻き込んでるだろ」


「ふふふっ」





えぇ、えぇ、そうですよぉ。ぎゃーぎゃー叫びながら、逃げ回ってるのが凄い面白いんですもん。他の人達じゃ、絶対見れませんからねぇ。そもそも、やりたくないです

元敵だったからこそ、できる遊びです



リキは無言で逃げていきますし、俺の動き読まれてるから尚更です



「コントロールが苦手なんですよぉ、俺。だから、それをしなくていい味方ってのはやりやすいんです」


「……だろうな。コントロール出来たなら、あんなに取っ手を壊さねえもんな」


「あんなに脆いとは思ってませんでしたぁ」


「弁償となったら全部ガイン行きですからね?」


「えぇー?!」




それはないですよねぇ!?ちゃんと、リャンさん直してくれてましたしっ!!無理矢理でしたけれどもぉ!