「操縦士、いないんですかぁ?」
「ある人物が使えと貸してくれるそうです。自分は、先に進めないからと」
「進めない?」
「魔力で動くタイプの船ですので、リャンヤルの魔力ぐらいあれば問題ないかと」
「……そんな船聞いた事ねぇけど」
「古い船だそうです」
………どっかで聞いた事ありますねぇ、それ
何処だったかな
まぁ、いいや。
「で、それは何処にあるんですかぁ?」
「知りません。それを探しに来たんです」
「「は?」」
おっと、リャンさんと被ってしまった。
「何処かにとめてあるそうですので」
「……何で詳しく聞かなかったんですかぁ、てかそれなら本当に置いてあるか怪しいじゃないですかぁ」
「大丈夫ですよ。彼らはモルテアの知り合いですから」
「モルさんの?」
モルさんに知り合いなんていましたっけ??
「ふぅん。あのガキに知り合いなんざいたんだな」
「やっぱり、そう思いますよねぇ」
「彼、百歳を超えてるらしいですからね。知り合いでも、まぁおかしくないですよ」
「へぇ」
百歳で、あの見た目は十分おかしく思うんですけどねぇ。普通の人間に見えましたし。


