冥王Ⅱー白黒の錠と四つの鍵ー

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「おい、リキ。見てねえで手伝えや!」


「嫌ですよ。戦闘は貴方達にお任せします。私は見てますから」


「見てますからじゃねぇ!!」




皇子サマが怒鳴りながら、敵を魔物を蹴散らしてしく。魔法を一切使わずに




「無駄ですよぉ。リキはひ弱ですからぁ」


「この前、ぶった切ってた気がするんだがなぁ??……てか、お前も休んでんなよ!!」


「だって、リャンさんだけで終わりじゃないですかぁ」




ほら、と視線の先には、もはやリャンヤルしか立っていない




「もともと、俺は周りに人がいると巻き込むんですよねぇ」


「なんだ?気遣ってんの?」


「ただ、戦うのが面倒なだけでしょう、ガインは」


「それはリキだろ」




ぷぷっ。即答されてるじゃないですかぁ。


まぁ、俺も面倒なんですけどねぇ。



それに一緒に戦うとしても、皇子サマなら問題なく巻き込ませていただきますしぃ。




リャンさんははぁと隠すことなく、ため息をつき、リキに問いかける。




「で、海岸沿いに進むのはいいが、どうやって第四大陸に行くんだ」


「当然、船しかないでしょう」


「前、お前の知り合い、うちのに買収されてたろ?大丈夫なのか?」


「アレは予想外でした。今回はそれはないので、安心してください」


「ふぅん」


「リャンヤル、船の操縦はできますか?」


「……動かすぐらいならできるぞ。魔法でだが」




なんでそんな事聞いてるんですかねぇ。しかも、俺でなくリャンさんに。


………できないってわかってるからでしょうけど