君がくれた約束


「……」



私は鏡の中の自分を見て絶句した。


目なんかいつもの倍近くになってるし、鼻筋も通って見える。
唇もグロスだけ塗っていて、全体的に清楚な綺麗なお姉さんって感じになっていた…。



「全然違うでしょ?倫子さん、ちゃんと化粧品使えばいいのに。殆んど使ってなかったから」



そうなんだ。
私、眉ペンとファンデーションと口紅くらいしか使わないから…。


化粧品売り場のお姉さんに勧められて買ったけど、
元々化粧に興味がなかったから、使い方さえ余り分からなかった。



「見とれてないで、そろそろ出た方がいいんじゃない?」