シュウが突然来た日から気付いたら2ヶ月が経っていて、 私は相変わらず、心のバランスを取る為に週に三回は飲み歩いた。 そのお陰でシュウが居ない寂しさにも大分慣れて来てた。 と思う……。 シュウからの電話は、週に二回くらいで、私から掛ける事はない。 私から掛けても、シュウは出る事がなくて寂しさと虚しさしか残らないから…。 ―着信 シュウ 「もしもし」 「俺」 「うん。仕事順調?」 「うん、順調。来週行こうと思ってるんだけど」 「本当?!」 「うん。その時に話しておきたい事があるから」