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2年の学年末
『日向。紅茶とケーキ。持ってきたわよ。』
『あぁ。ありがとう。お母さん。』
『かなり頑張ってるわね。
勉強。』
『次の学年末テストは
学年1位が目標やけん。』
『部活も大変だから
あんまり無理しないでね。
あっお母さんちょっとお出かけしてくるから、ケーキ食べて休憩してね。』
『おぅ。わかった。キリがいいとこで食べるね。気をつけてな。』
『いってきます。』
笑顔のまま手を振りながら
部屋を後にしたお袋。
でもそれ以来…
お袋は俺に姿を見せることはなかったよな?
パパさんもショックで
その夜は泣き崩れてた。
裏切られたって。
あの女…許せんっ!
って
でも…
それでも
俺にとってお袋は
大切な人だから。
何度もお袋の携帯に
留守電入れながら…
関わりを持とうと必死だった。
