「はい!」 

水色のシャーペンと、赤ペンを貸してくれた。


「……あの、男の子でも大丈夫そうなのだから。そんな変な柄ついてないし!」


まぁ、確かに無地だった。


「そんなの気にしねーよ。さんきゅーな。」 

 
「あ……うん!」


やべー。雨野のシャーペンとかを持てるなんて……。

ちょーうれしい……。


……って、俺変態みたいな考え方してねーか?


いやいや!ふつーに喜んでるだけ。


清い心だぞ。うん。



てか、神様ありがとう…。

きっかけをくれたんだな……。