「さむーーーい!」
愛美ちゃんはそう言いながら、カイロをほっぺにあてた。
「手冷た攻撃~♪」
「うわぁぁぁ!こら、めぐみだめだよ~。」
「いやぁ~。暖かい!」
「その冷たい手、洗ったでしょ?」
「うん!」
この頃愛美ちゃんは自分のお姉ちゃんなったみたいに見えて、すごく親近感がわく。
「もうチャイム鳴るから、席もどるねー。」
「はぁーい。」
ほんと、寒いな~。
風が冷たすぎる……。
「爽ー。カイロもってね?」
「持ってるけど?」
「ちょい貸して!」
「んじゃ、今日ジュース買ってな。」
「交換かよ!」
わぁー。原口と青葉楽しそう……。
さてと、今日も1日頑張らなきゃ!