自称:捨てられ人 を拾いました。

バイトからの帰り、ケーキ屋さんによってケーキを買った。


家に帰ってくると家のドアの前に、
ダンボールの中に座っている男の子を発見する。


その子を家へと入れ、現在風呂に。


どう考えても怪しいじゃん!


どこの誰かもわからない男の子を家に入れているのだ。


そして私は、一人暮らし。


大丈夫なのか?


新手の犯罪者か?


どちらにしろ、もうやってしまったのだ。


風呂から出てきたらいろいろ聞き出そう...。



10分後、その男の子は出てきた。



「ありがとう、すごく温もった」


「それはよかった、ここ座って?」


部屋の中心に置いてあるこたつのところへ呼ぶ。


私も今、こたつに足を入れているのだ。


「うん」


男の子は私の前に座った。



「あなたは誰ですか?」