「海斗にとっちゃ・・・都合のいい女なんだよ」 一通り話し終わったわたしは 翔くんの腕から抜け出す もう泣きたくないから・・・ そんな私の顔を見て優しくわらった翔くん そして 頬をなでてくれる 「おまえはそれでいいのか?」 親のような優しいセリフ 心まで溶かしてくれるような。 「うん」 翔くんの目を見てはっきりと答える ―たとえ 愛してくれなくても。 私を見てくれなくても。 いつか 海斗がほんとうに一緒にいたいと思えるような相手が見つかったとしも。 今はただそばにいて、支えてあげたいの