君は俺のもの



しばらく そのままで芹那を支える



そして俺は わざと君を傷つける―



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「綺麗な色だね」

って女の手を優しく触る



女の爪は たしかに本当に綺麗で

俺の 大好きな青色に染まってる





「海斗の好きな青色だよ」


って女は笑うから


「そういうの嬉しいわー」

なんて言ってみる




そしたら きっと芹那は

自分の絆創膏だらけの手を見て こう思うはず


――海斗はわたしに気づいてくれない



って。




それでいいんだ

そうやって 傷つけばいい



いつまでも 俺のことだけ 悩んでればいい――