「この人達おもしろいね」
「べつに」
「えーおもしろいよ」
「べつに」
「ほんとに?」
「うん」
いつもとおなじ、一方的な会話
ひたすら話題を探してみる
でも見つからなくて沈黙が流れた
すると
スっと体を起こす海斗
そして 頭をわたしの腕にもたれさせる
完全にわたしに体重をあずける海斗
わたしは腕にグッと力を込める
そうやって 2人 黙って目をつぶる
―これは海斗のくせ。 わたしたちの日常
海斗にとって ストレスのレベルがあって
この行動はかなりのストレスがあった印
きっとなにかがあったんだとおもう
それも 海斗の過去を思い出させるような何か。。
わたしは海斗の過去を知らない
だからこそ、なにも言えないけど
わたしは過去を知るんじゃなくて
海斗の今を支えたい
そう思ったから今もこうしてるんだ―


