だれかから足を触られしゃがんでしまった。
「大丈夫ですか？」
誰かから声をかけられた。
泣いてた私は上を向いた。
足がすくんで立てなくなっていた

「助けて...」
泣き声でゆった私はその彼を認識するのに数秒かかった
「僕の手を掴んでください」
そして立ち上がった

「え、瑛太くん...？」
「あ、はい。そうですけど。」
「ちょ、え、う、うそでしょ？」
もうなんで瑛太くんなんですか。神様たすけてください
「大丈夫ですか？」
「え、嫌そんなんじゃないです」
あなたのせいでいろいろパニクってるんですよ！！


「腕掴んでもいいですか？」
「う、腕ですか...」
答える前に反射的に掴んでしまってた。
「ごめんなさい、でも今だけ。」


お化け屋敷をでるまで無言で瑛太くんは私をつれてってくれた。
「ありがとうございます。」
「だ、大丈夫ですか？」
「あ、はい。」
「気をつけてくださいね」

そういったとき瑛太くんは顔がほんのりと赤くなってるような気がした