「お母さん、お兄ちゃん、ちは・・・。
みんな、なんで。」



「__________よ。」
ゴオオオオオオオオオとすさまじいに混じれて消えた私の声はだれにもとどかないだろう。




「許せない。あいつら、家族を。」


唇かみしめ覚悟を決める。