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目を開けるとそこは今まで見たことのない景色が広がっていた。

「…?望宇佐?ここは一体…?」

『あ?ここが夜空学園だ。お前は今日からこの学園の寮で生活するんだぞ?』

「えぇ⁉︎」

驚く私を望宇佐は無視して、

『ほら、学園長に挨拶しにいくぞ。あと、お前の能力を教えてもらうぞ。』

そう言って私の腕を掴み、学園長室まで引っ張って行った。