地面に打ち付けられた2人の下半身は、自転車の下敷きになった。




「ってぇ!!」




「あいたたたたっ」




どうにか起き上がる2人。




そして、傷の入ったお互いの顔を見て



笑い出す。




「あっはははは、ユウマ鼻真っ赤やぁん!!」




「お前のせいやぁ!!てか、お前のほっぺたも擦り切れてんぞっ」




キャアキャア笑いながら私達は、外が黒く染まるまで




地面に座って話していた。