ーーーー2nd STORYーーーー どこか苦い記憶だから。 私も、彼にとっても。 だからこそ必死なその姿に愛情を感じるのよ。 『今度こそ完璧な絆を見せてあげたかった』 『じゃあ、私の魔法を上乗せしましょうか?』 とびきり甘い魔法をね。 一年に一度の絆の確認。