このままずっと、 淡々とずっと、 何か抜け落ちた感覚で 流れるまま過ごしていくのかと思った。 『そろそろ俺が恋しかったでしょ?』 『犯罪者に知り合いはいません』 この男、 いつだって予想もしない事をさらりとしてくる。 ニッと笑う口元と、 きっとそのグリーンアイも笑っているんでしょう?