世の中の結婚の常識は知らない。 いや、知っている。 恋愛、お見合い、その辺が妥当で理解もある。 でもどちらも私の人生には関係ないのだと思っていた。 特にそれを望みもしないし望まれることもないだろうと。 なのに・・・。 『ねぇ、俺と結婚してくれない?』 グリーンアイが私に微笑む。 コレはプロポーズでない。 契約なのだ。