それでも、愛してた



本棚の一番奥



グシャグシャになった茶封筒




その中には私の大好きだった人と
私じゃない”別の女”が
幸せそうに寄り添っているプリクラ



ため息をつきながら煙草に火をつけて
そこに写る”別の女”の顔に
そっと煙草の先を押し当てた




徐々に漂うビニールが燃える臭い





私はそのプリクラを茶封筒に入れると
再び棚の奥に押し込んだ