おいしいチェリーのいただきかた☆

  
「ヒドイ……」
 
テーブルにぐったり突っ伏す小宮に、「ごめんごめん」と愛想笑いを向け。小腹を満たすオヤツを選ぶ。
 
ちょっと苛め過ぎた?
 
 
 
「でもさ、こうやってくすぐり合いこしてるウチに、ソノ気になってきてベッドに……ってパターンもあるんだよ、ホントに」
 
言い訳めいてるけど講釈たれてみる。
 
小宮は取ろうとしたお絞りをボトッと落とした。
 
 
うん、くすぐったいってのは感じてるってコトだし、これでムラムラきたりもするんだよね。
 
ムラムラした男の子によく押し倒されたモンですよ?
 
お子ちゃまの小宮には分からないだろうケドさ。
 
 
お子ちゃまの……。
 
 
 
 
 
……………………。
 
 
 
 
 
 
……………………。
 
 
 
 
 
あれ? 待てよ?
 
 
小宮だって立派な男の子なんだし。ムラムラきてもいいハズだよね?
 
 
ふと小宮を見る。
 
あたしの言葉に恥ずかしくなったのか、もじもじしてる小宮。
 
視線をその横顔からすすーっと下に下ろしていった。
 
几帳面な小宮らしく閉じられた足に。
 
さりげなくメニュー票を見てるフリをして観察を続ける。