アカリさん。ミチルさんにケイコさんも。
部屋に入って来たときの甘ったるい声で予想はついたけど。
乱入者はキャバ嬢のおねーさん達だった。
一瞬ホッとしたけど……何しにきたの?
って分かりきった話だけど。
「あ、比奈ちゃん、お邪魔してごめんね。疲れてんでしょ? 寝てれば?」
あたしをチラッと見て、とりあえずってカンジで気遣ってくれてるアカリさん。
寝てられるわけないでしょ。コンタンみえみえですから!
釘を刺しておこうと口を開いたけど。
「ねぇねぇ小宮く~ん。一緒の車で帰らない?」
言葉を発する前に、さっさと会話を打ち切られてしまった。
おいおい。しかも直球お誘い発言? 連れてきたあたしの目の前で?
アカリさんが堂々と誘いをかけると、他二名もあたしもあたしもと小宮に群がりだす。
ちょっと待ちなさいおねーさま方。てゆーか待てコラ。

