おいしいチェリーのいただきかた☆

  
「怖い? エッチが?」
 
「うん……初めてする時……」
 
おずおずと目を上下させ、あたしを何度も見る上田さん。
 
 
 
「ぜ~んぜん! 怖くなんかなかったよ!  
あたしの初めての相手は、その頃よく遊んでたお兄ちゃんだったし、『してみる?』って言われたからノリでしてみたんだよね~。
ワクワクってしか思わなかったな~」
 
 
 
「そ、そうなんだ……」
 
「うん、だ~いじょうぶ! 一回やっちゃえば、気持ちよくて病みつきになるよきっと!  
痛いの怖いんなら、あたしの友達に上手なヒトいるから、頼んであげよっか?  
初めては上手なヒトの方がいいよきっと。 
最初がヒサンだと、もうしたくなくなっちゃうかもしれないしね!」
  
 
「えっ! い、いいよいいよ別に!」
 
  
ノリノリで話を進めてたのに、突然慌てだした上田さんが手を前に振って言った。
 
他の三人も慌てた様子で上田さんの前に立つ。
 
「うん、やっぱ初めての相手は好きなヒトでなきゃ! ちょっと訊きたかっただけだからさ!」
 
「あっそう? 好きとか抜きにしてもエッチは気持ちいいけどな~」
 
  
 
せっかくいいヒト紹介してあげようかと思ったのに。
 
みんなエッチに対して構えすぎじゃないかな~?
 
椅子を揺り動かしながら言うと、いつのまにか女子四人とあたしとの間に、距離ができてることに気が付いた。
 
さっきまであった和気あいあいのムードはどこに行っちゃったの? ってカンジのよそよそしい空気が流れてる……ような。