「適当に座ってて小宮。なんか飲み物持ってくるね」 ベッドも棚もぬいぐるみでいっぱい。それなりにオンナノコしてるあたしの部屋で。 三十分以上前からカチンコチンに固まってる小宮をリラックスさせようと言った。 「う、うん。待ってます」 緊張すると敬語になるのは小宮の癖。最近段々分かってきた。 生温かい視線を小宮に送ってからキッチンに向かう。 でもその足取りは我ながらちょっと浮かれ気味。 鼻唄まで出ちゃったよ今。 な、なんか落ち着かない……。