「ひゃっ! ぶつかるかと思った!」 「ぶつかったら治療代請求すっぞ」 「え~。どこのヤクザもんよソレ~」 軽い冗談に応えて笑いあう。 「ね、ナオ知らない?」 「グラウンドでサッカーしてたな。アイツになんか用か?」 「エッチな雑誌持ってるかな~と思って」 「ああ、アイツなら腐るほど……。ってお前が見んのか?」 訊かれて思わず口を滑らせた。 「ううん、あたしじゃなくて小宮……あっ、なんでもないっ!」 ヤバイヤバイ。 あたしがやってるコトがバレちゃう。 慌てて口をつぐんだ。