おいしいチェリーのいただきかた☆

  
 
 
「あのね、浜路さんって、もう経験済みだよね?」
 
 
  
 
「ケイケン? なんの?」
 
訊き返したすぐ後に分かった。
 
あ、そういうことか。
 
 
 
「えっと……その、エッチの……」
 
 
 
どうりでもじもじしてるわけだ。
 
あたしには何でもない話だけど、彼女たちには、その言葉すら口にするのが恥ずかしい話なのだ。
 
 
  
「うん、いっぱい経験してるよ! なに? エッチの手ほどき?」
 
「わっ! 浜路さん、あんま大きな声で言わないで!」
 
 
途端、あたしの口を塞ぎたがってる手が数本伸びてきた。
 
ホントに塞がれるかと思った。
ついでに息の根を止められるかとも。こわっ!