やっと学校がおわった。
知里にバイバイしてから、駅に向かう。
私が駅に向かうのは海都のことがまだ忘れられないからなのかな…
そう思いながら歩く。
「寒いなぁ…」
曇っている空を見上げる。
寒いに決まってる。冬なんだから…
とぼとぼ歩いてるうちにあっという間にコーヒーショップに着いた。
入ると暖かくて、コーヒーの大人な香りがする。
「まきぬ!」
誰かに呼ばれた。
どこかで聞いたことのある低くて通った声…
その声を便りに歩く。
どんっと誰かにあたった。
「まきぬ、俺は五月悠。はるかって呼んで。」
…!
どこか海都の面影がある。
背が高くて、真っ黒の髪。ごつごつした手…
「まきぬ?」
ハッと気づいてはるかを見る。
「ははっ、そんな緊張しないで。
でも仕方ないか、俺、今年で22だし。」
22!?
私より5歳も年上じゃない!
あたし5歳も年上の人と会話してたの!?
…この人には敬語をつかわなくちゃいけないのね…
「にっ22なんですか…とても見えないです。」
「ははっ、若く見えるのは嫌な気はしないね。」
にこにこして腰かける。
「座って」
はるかは自分の向こう側の席を指差している。
私が座ったのを確認すると、はるかはなに飲む?と聞いてきた。
「…ミルクティー」
あぁ、海都と来たときもミルクティーだった。コーヒーショップなのに二人してミルクティーを頼んだ。
「まきぬ、海都が忘れられないか?」
私が黙って思い出に浸っているのを気づいたようだ。
「まきぬ、海都を忘れようが忘れまいがどっちにしてもお前が思う海都はもういない。」
真っ直ぐな目を私に向けてきた。
だが一転して穏やかに笑って言った。
「ミルクティーなっ!あぁ、店員さん、すいません~」
この穏やかな笑顔は従兄弟ということもあって、どこか海都と似てるところがある。
…この人を見てると…
どうしても海都と重ねてしまうの…
知里にバイバイしてから、駅に向かう。
私が駅に向かうのは海都のことがまだ忘れられないからなのかな…
そう思いながら歩く。
「寒いなぁ…」
曇っている空を見上げる。
寒いに決まってる。冬なんだから…
とぼとぼ歩いてるうちにあっという間にコーヒーショップに着いた。
入ると暖かくて、コーヒーの大人な香りがする。
「まきぬ!」
誰かに呼ばれた。
どこかで聞いたことのある低くて通った声…
その声を便りに歩く。
どんっと誰かにあたった。
「まきぬ、俺は五月悠。はるかって呼んで。」
…!
どこか海都の面影がある。
背が高くて、真っ黒の髪。ごつごつした手…
「まきぬ?」
ハッと気づいてはるかを見る。
「ははっ、そんな緊張しないで。
でも仕方ないか、俺、今年で22だし。」
22!?
私より5歳も年上じゃない!
あたし5歳も年上の人と会話してたの!?
…この人には敬語をつかわなくちゃいけないのね…
「にっ22なんですか…とても見えないです。」
「ははっ、若く見えるのは嫌な気はしないね。」
にこにこして腰かける。
「座って」
はるかは自分の向こう側の席を指差している。
私が座ったのを確認すると、はるかはなに飲む?と聞いてきた。
「…ミルクティー」
あぁ、海都と来たときもミルクティーだった。コーヒーショップなのに二人してミルクティーを頼んだ。
「まきぬ、海都が忘れられないか?」
私が黙って思い出に浸っているのを気づいたようだ。
「まきぬ、海都を忘れようが忘れまいがどっちにしてもお前が思う海都はもういない。」
真っ直ぐな目を私に向けてきた。
だが一転して穏やかに笑って言った。
「ミルクティーなっ!あぁ、店員さん、すいません~」
この穏やかな笑顔は従兄弟ということもあって、どこか海都と似てるところがある。
…この人を見てると…
どうしても海都と重ねてしまうの…

