嘘つき少女

あれから何分か経って、私の体力も完璧ではないが、少し走れる程度まで回復した。
もう大丈夫かな…。

『よし、おっけ。体力回復ー!』

櫻井「ん、じゃあ行くか」

『うん』

少し距離、縮まったかな。心も、体も。縮まらなくていいんだけど。
前より隣を歩く距離が縮まったのは見ればわかる。けど、心は…。私の思い込みかもしれない。けど、少し信じちゃったりして。自分でもよくわかんない。だって、私ですら本当の自分がわからないんだもん、仕方ないよ。

けど…、ううん、なんでもないや。