嘘つき少女

まあ、あの後いただきますの挨拶をして朝食を食べた。が、周りからの視線が痛くていつもより食欲がなかった。
食べ物残したら舛田たちにいろいろ言われた。何残してんだよとかね。

未玖「…」

ちなみに坂巻はずっと口を開かなかった。マジでお前どうしたん。

そして只今部屋に戻ろうとしてるところ。学年全員私を見てる気がして落ち着かない。最後に帰ろ。

『…』

美咲「あれ?行かないのー?置いてくよ?」

夏樹「美咲、やめなよ。凛音が可哀想だよ(クスクス」

美咲「あははっ、そうだね。早く来いよ」

舛田は私にそう言って大島と一緒に去っていった。いちいち癇に障る言い方いないでほしい。


櫻井「…神村」

『櫻井…』

どうやら櫻井も残っていたようで、私の方へ歩み寄ってきた。
っていうかそんな目で見ないでよね。こっちが辛くなってくるんだけど。

櫻井「ごめん、何もできなかった」

『別にいいよ。てかこーいうの慣れてるから大丈夫』

櫻井「…(ギュ」

…だと思った。絶対抱きしめられると思ったよ。
ま、今だけこいつに甘えさせてもらおうか。

『ありがとね』

櫻井「ん」

やっぱ私は櫻井が好きなんだな