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部屋に戻ってみるとあいつの姿がなく、他の人たちにきいても皆見てないと答えた。
「まだ1階にいるのかな?」
階段を降りてロビーに向かった。が、誰もいなかった。受付の人もいなく、先生たちもいない。そして櫻井たちもだ。
もう1回2階を探すことにしようか。
階段を上ろうとしたそのとき、誰かの話し声が聞こえた。
櫻井「別に減るもんじゃないしいいだろ」
聞こえたのはあいつの声。誰かと話しているようで、気になって声のする方に足を向けた。
『そういう問題じゃ…ん』
壁から顔を出して様子を見てみると、櫻井が凛音にキスをしていた。
…どういうこと?
普段から2人は仲が良いのは知っている。が、キスをする仲にまでなっていたなんて…。
そのままずっと2人の様子を窺っていた。どんどん深くなっていくキス。見たくないが目を逸らすこともできない。
そしたら…
『ふぁ…?!』
凛音の甘い声が聞こえた。
その声に耐えられず、階段を一気に上った。あの光景を忘れるように。
2階に着いて、少し安心した。だがあの光景が頭から離れない。忘れようとしても忘れられない。
「…っ…」
涙が溢れてくる。なんで…?どうして…?
部屋に戻ってみるとあいつの姿がなく、他の人たちにきいても皆見てないと答えた。
「まだ1階にいるのかな?」
階段を降りてロビーに向かった。が、誰もいなかった。受付の人もいなく、先生たちもいない。そして櫻井たちもだ。
もう1回2階を探すことにしようか。
階段を上ろうとしたそのとき、誰かの話し声が聞こえた。
櫻井「別に減るもんじゃないしいいだろ」
聞こえたのはあいつの声。誰かと話しているようで、気になって声のする方に足を向けた。
『そういう問題じゃ…ん』
壁から顔を出して様子を見てみると、櫻井が凛音にキスをしていた。
…どういうこと?
普段から2人は仲が良いのは知っている。が、キスをする仲にまでなっていたなんて…。
そのままずっと2人の様子を窺っていた。どんどん深くなっていくキス。見たくないが目を逸らすこともできない。
そしたら…
『ふぁ…?!』
凛音の甘い声が聞こえた。
その声に耐えられず、階段を一気に上った。あの光景を忘れるように。
2階に着いて、少し安心した。だがあの光景が頭から離れない。忘れようとしても忘れられない。
「…っ…」
涙が溢れてくる。なんで…?どうして…?