私が赤宮くんの
道具になって半年が過ぎたとき

征也
「桐皇と秀学と華夷の
様子を見てきてくれないか?
桐皇には竜神、咲奈
秀学には蘭丸
華夷には綾綺がいる。
みんなにも挨拶しておくように。
あと失礼のないようにな!!
陽東にはまた今度にしておこう。
まずは桐皇だ。
それから後の2校に行ってきてくれ。
頼んだよ、ユーフィーニナ。」

ユーフィー
「わかりました。」

ユーフィー
桐皇か、結局咲奈は竜神くんを
ほっておけなかったんだ。
あの子は私と違って自由なのに。




咲奈
「ちょっと!
立花くん!!練習は???
またこんなとこでサボって!!」

竜神
「練習?そんなもん、いらねーよ。
俺に勝てるやつなんていねーんだよ。」

咲奈
竜ちゃんは中3の時から
変わってしまった。
またこの話は後ほどするね!!

咲奈
「もーー!立花くんなんか知らない!」

体育館では…

??
「あのー?咲奈ちゃんと竜神くんいますか?」

??
「君は誰や??
今は2人とも不在中や!
なんかようか??」

??
「あっ!もう遅れました。
私、ユーフィーニナ・カルターナと
申します。
私は2人の中学時代のお友達です。
ちょっと様子をみに!」

??
「そーかいな!
わしの名前は 風月 俊二(かづき しゅんじ)や!よろしゅーな。」

ユーフィー
「こちらこそよろしくお願いします。」

咲奈
「あれ?!!
ユーフィーじゃない!どうしたの?」

ユーフィー
「咲奈!!会いたかった!!」

咲奈
「どうしてここに??
何か用事?」

ユーフィー
「ただ久しぶりに会いたくてきたの♪」

咲奈
「本当に!!ありがとう、嬉しい」

??
「そんなわけないだろ。
そいつは赤宮の犬だぞ。
咲奈。」

咲奈
「ちょっと!立花くん!
そんなひどいこと言ったら
可哀想でしょ!!
ごめんね??」


ユーフィー
「久しぶりですね。
立花 竜神。」

竜神
「久しぶりだな。
赤宮の犬。」

ユーフィー
「その名前は失礼では?
私には名前がありますが?」

風月
「おいおい、なんや?
あって早々喧嘩か?」

ユーフィー
「すいませんが、
立花くんを少し借りてもよろしいですか?」

風月
「かまへんよ!」

咲奈
「先輩!!」

風月
「ええやん。ちょっとぐらい。」

咲奈
「わかりました。」

ユーフィー
「では、少しお借りします。
あっ。皆さんにもご挨拶をしなくては
初めまして、桐皇の皆さん。
私、ユーフィーニナ・カルターナと
申します。
これからたびたび合うと思いますので
なにとぞよろしくを。
では、失礼します。」