そんなこんなで一日が過ぎ、


検査が終わり、


診察室の前にいる。


「どうぞ、入ってちょうだい」


まだ車イスのまま。


傷もまだあるし、


どんくさい私はこけるかもしれないし…


「もう、無くなったよ、なかのもの。


 もう、安心していいよ!


 でもね、次なったらかなり成功率下がるから、


 まずは傷をちゃんと消毒してね」