「はぁ!いいお湯だった!!」 琴葉が上がってきた。 「あれ、希は?」 連れて入ったはずの希がいない。 「寝かせてきたよ。」 「そっか…なあ、琴葉。」 いいケジメかもしれない。 「俺の話聞いてくれないか?」 ちょっとびっくりしたぽかった琴葉。 けど、頷いてくれた。 ひとつひとつゆっくり話していった。