気持ちの交差

「高校でもやってくれよ!マネージャー!!」

やっぱりね。

「霜月君、私はね………。」

すぅ、と思いっ切り息を吸う。

「楽がしたいんだ!!!!!!」

どーん!!と後ろに効果音が付いただろう。

白石君は"ぶっふ"と吹き出した。霜月君は"はぁ!?"と私の方を掴んだ。

「な、ん、で、だ、よ!!!!!!」

「痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!分かった、やるから!!」

痛いよ!!ちゃんと自分の力位把握しといてよ!!