気持ちの交差

「俺、白石 翼(しらいし つばさ)。宜しくな。冬弥とは幼馴染だよ。」

と、一人納得していたら、霜月君の友達であろう人が又又話し掛けてきた。、

どこか、オトンの様な雰囲気を醸し出しているこの人は、白石君と言うらしい。

「宜しく。神崎奏です。」

「それで!お前中学では同じ部だったって言ってたよな!?」

うわおっ!霜月君がいきなり話し出した。