気持ちの交差

吃驚した。

「俺は、白石 翼(しらいし つばさ)。」

何気なく話し掛けてくれたのか…。

「なっ中原夕陽っ!!です!!」

あぁぁ、噛み噛みだぁぁ…。

「ははっ!中原、宜しくな。」

笑顔で返してくれた後、白石君はあたしを皆の輪の中に入れてくれた。