沈黙が流れた。
あたしは何を言っていいか
わからず、稜さんも言葉を
発しようとしない。
稜さんはどうゆうつもりで
あたしを可愛いって言ったん
だろう…??
4つも年下だから子供っぽいし
恋愛対象としてな訳ないよね。
妹みたいとか
ペットみたいって意味?
あたしが考えているうちに
車は目的地に着いたみたいだ。
「さあ着いたで☆」
稜さんが言ったいいとことは
観覧車だった。
あたしの地元では決して
見ることのできないような
大きくてキラキラとイルミネーションが綺麗な観覧車。
「すごい..。」
あたしは小さな声で
つぶやいた。


